包丁は身を削って働く

正本の三徳


久々に合羽橋に行った。せいろがもう1、2個あればなーと前々から思っていたので21cmのせいろを2個購入し、刃物でも眺めて癒されるか、と包丁屋に入る。ずらっと並んだ和包丁にしばし見入った後家庭用包丁のコーナーへ、正本の鋼の三徳包丁が目に入る。家で使っているのと同じ物だがずいぶん印象が違う。柄の形が違う、聞けばマイナーチェンジしたとのこと。大きさもずいぶん違う、三徳包丁の刃渡りは大体18cmと決まっているから家の包丁が小さくなったのだろう。
しばらく眺めた後購入、家に持ち帰り比べてみた。想像以上に大きさは違っていた。10年以上肉や野菜を切り続け刃が鈍れば砥石で研ぎ身が錆びればクレンザーで磨いてきた。ふた回りは小さくなったが切れ味はまだまだ健在。これからは正本ブラザーズとして仲良く活躍してもらおう。